ウィルスセキュリティと併用できない問題関係のメモ
解決しました
- POPFile 0.22.3 以降(0.22.4 の使用を推奨)において、この問題は解決されました。
概要
- Windows 2000、XP において、POPFile とウィルスセキュリティの併用ができない。POPFile の UI に接続できず、また POP3 プロキシにも接続できない。UI に接続すると、ある程度の長さまではデータが届くが、途中から応答がなくなってしまう。この状態になると POPFile のプロセスを強制終了する以外に止める方法がなくなってしまう(POPFile を強制終了させると、途中までのデータが届く)。
- ウィルスセキュリティがインストールする K7WSLsp.dll という DLL との相性が悪いようで、この DLL が有効である限りウィルスセキュリティのすべての機能を無効にしても上記の症状は解消されない。LSPFix というユーティリティを用いて、この DLL を無効にするとすべての問題が解決した(が、ウィルスセキュリティのファイアウォール機能を無効(すべての通信を許可)にしないとすべての通信がブロックされてしまうという副作用あり)。
- したがって、現状では、Windows 2000、XP においては POPFile とウィルスセキュリティの併用は不可能であると考えられる。
似た症状
- 本家の Help フォーラムの過去ログに、[Unresponsive UI/program (win2k, v.19,.20,.21) ] というスレッドがあり、ここで報告されている症状がこの件とよく似ている。書かれている症状は「UI にアクセスすると 3936 あるいは 3935 バイトまでしか転送されず、そこで止まってしまう」というもの。上記の問題も同じところで止まっているのかは確認していないが、データが途中で止まってしまうというところは同じである。
- この問題についても、対処方法はないままである。
- この問題についてはバグセクションにも登録されている。
- [[ 945242 ] UI Bug - in HTML.pm? (win2k, v.19,.20,.21)
その他
上記 2 つの不具合は、よく似ている。これらの情報と、POPFile 初学者専用フォーラムに寄せられた報告
を見比べてみると、どちらも上記の不具合と非常に近いタイミングであるということがわかる。なにか関連があるのだろうか。